未来の、大学受験にも対応できる底力を育む授業

それは参観するおうちの方も見る目を持たないと

子どもたちは伸びません。

なぜなら、参観した授業の真価が分からないで

「こんなのでちからがつきますか?」などと思ってしまうと

担任と家庭、力を合わせて子どもたちの力を育めないからです。

 

そういう意味でも、参観授業は、

「ここを家庭でも普段から心がけてもらえれば、子どもたちに力がつく」

そこが分かる展開の授業がいいですね。

 

さて5年生。体積の単元があります。

授業が終われば、

家のお風呂の容量が何Lかとか

それが、2Lのペットボトル何本分だとかの

会話に及んでほしいものです。

 

① 体積の単位

卒業後20年が過ぎての同窓会で

出席者の半数ぐらいが覚えていた授業はたった一つでした。

それが体積の授業。

当時デパートで、みつけた立方体のカステラ(5000円)を奮発して

自費で購入し、直方体のカステラ650円と

「どちらがお得か」

を子どもたちに考えてもらった授業です。

体積と値段、味も考えの観点にプラスして、わいわい楽しかったのでしょう。

体積は中身まで詰まったもの、ということを実感できたとか、

小さく切って正確に比べることが出来ることから

単位の意味が本当に分かったとか、

京大へ行った子が解説してくれたのも

同窓会を盛り上げました。

 

② 大きな体積

1辺が、1mの立方体の枠は、教材でありますが

それを、しばらく教室に置いておいておいたところ

大工志望のやんちゃ坊主が中心になり、破材を集め段ボールも使って

なんと1立法メートルの小屋を作ったのです、

みんなで遊んだのが心に残っています。

 

この小屋作りは、ハプニングとして子どもがしたことですから

いつものことではありませんが、

そのきっかけは、

一辺が1mの立方体のわくの教材を

教室にしばらく置いたことです。

こういう子どもの行動を期待出来るものが、教材でなければなりません。

 

③1Lマスが、1立方メートルの中にいくつ入るのだろう。

1辺が、1mの立方体の底に、一辺が10cmの1Lマスを10個並べても

底面の端だけ。100個ないと、底面は敷き詰められない。

100個が10段だから、1立方メートルは1000Lだと

実感するのです。

 

こうして体感すれば

1000Lが1立方メートル

だということをはまず間違わなくなります。

 

授業の前半ぐらいはおうちの方と体感し、

プールの体積や、ガソリン車の容量

重さに発展させていく授業いいですね。